他社で売れなかった物件でも相談できますか?

他の不動産会社へ売却を依頼しているものの、問い合わせがない、内覧後に話が進まない、長期間売れないという物件でもご相談いただけます。売れなかった理由は、価格だけとは限りません。広告写真や説明内容、公開範囲、内覧条件、境界、家財道具、建物の不具合、引渡し条件などを見直すことで、売却の可能性が高まる場合があります。ただし、現在の媒介契約が残っている場合は、契約の種類や有効期間を確認したうえで進める必要があります。
30秒で分かる結論

はい。他社で売れなかった物件でもご相談いただけます。まず、売出価格、販売期間、広告内容、問い合わせ件数、内覧件数、購入を見送られた理由などを確認し、売れなかった原因を整理します。そのうえで、価格の見直し、写真や広告の改善、購入対象者の変更、家財・境界・建物状態の整理、買取との比較などを行います。現在の媒介契約期間中は、契約内容を確認せずに別の会社へ重ねて依頼しないよう注意が必要です。

回答

他社で長期間売れなかった物件でも、販売状況を分析し直すことで、新しい売却方法を検討できます。

不動産が売れない理由は、一つとは限りません。売出価格が相場より高い場合もあれば、写真や物件説明が少なく、購入希望者へ魅力が伝わっていない場合もあります。

また、問い合わせはあるものの、境界が分からない、家財道具が多い、建物の不具合が不明、引渡し条件が厳しいなどの理由で、購入判断を見送られている可能性もあります。

前の不動産会社の対応だけを原因と決めつけず、価格、物件条件、市場環境、販売方法を一つずつ確認することが重要です。

ご相談時に確認する主なポイント
  • 現在の媒介契約の種類と有効期間
  • これまでの売出価格と価格変更の履歴
  • 販売を開始してからの期間
  • 問い合わせ件数と内覧件数
  • 購入希望者が見送った理由
  • 広告に使用された写真・図面・説明文
  • レインズや不動産情報サイトへの掲載状況
  • 境界、建物、残置物などの未解決事項
  • 売主様が希望する価格・期限・引渡し条件
物件が売れない主な原因
主な原因 考えられる状況 見直し例
価格が高い 近隣の類似物件と比べて割高に見えています。 成約事例と競合物件を確認し、価格を再設定します。
広告が不十分 写真、図面、説明が少なく、特徴が伝わっていません。 写真撮影、間取り図、説明文を見直します。
公開範囲が狭い 限られた購入希望者にしか情報が届いていません。 レインズ、情報サイト、他社紹介等を確認します。
内覧しにくい 曜日や時間が限られ、購入希望者が見学できません。 鍵の預託や柔軟な日程調整を検討します。
現地の印象が弱い 荷物、雑草、汚れ、臭いなどが判断へ影響しています。 清掃、整理、草刈りなどを検討します。
不明点が多い 境界、不具合、修繕費等が分からず、買主様が判断できません。 調査状況と費用負担を整理します。
対象者が合っていない 一般住宅向け、投資用、事業用などの訴求が合っていません。 想定する購入者と販売方法を変更します。
問い合わせ・内覧の状況から原因を分析します
これまでの状況 考えられる原因 主な対応
問い合わせがほとんどない 価格、公開範囲、広告内容に問題がある可能性があります。 価格と広告を優先して見直します。
問い合わせはあるが内覧にならない 詳しい場所、状態、費用を確認して見送られています。 物件説明と条件を整理します。
内覧はあるが申込みがない 現地の印象、価格、修繕費などが影響しています。 内覧後の感想を確認し、改善します。
申込みはあるがまとまらない 価格、引渡し、修理、測量等の条件が合っていません。 売却価格と売主負担を一体で比較します。
現在の媒介契約中でも相談できますか?

今後の売却方法について相談することはできます。ただし、現在の不動産会社との媒介契約が残っている場合は、契約内容を確認する必要があります。

一般媒介契約では、原則として複数の不動産会社へ売却を依頼できます。一方、専任媒介契約と専属専任媒介契約では、契約期間中に別の不動産会社へ重ねて媒介を依頼することはできません。

専任媒介契約と専属専任媒介契約の有効期間は3か月以内です。期間満了後に更新しないで別の会社へ依頼する方法のほか、状況によっては現在の会社と解除について協議する方法もあります。

契約書を確認せずに他社へ依頼しないでください

媒介契約の種類、有効期限、解除条件を確認せず、別の会社と新たな媒介契約を締結すると、費用や違約金をめぐる問題が生じる可能性があります。現在の媒介契約書を準備したうえでご相談ください。

相談時にあると役立つ資料
  • 現在の媒介契約書
  • 査定書・価格提案書
  • レインズ登録証明書
  • 不動産情報サイトの掲載画面
  • 販売活動報告書
  • 問い合わせ・内覧の履歴
  • 購入申込書や価格交渉の記録
  • 固定資産税納税通知書
  • 測量図・境界確認書
  • 建築確認書類・修繕記録
  • 雨漏り、シロアリ、設備故障等の資料

資料がそろっていなくても相談できます。現在分かる範囲で販売期間、問い合わせ数、内覧数をお知らせください。

査定はやり直した方がよいですか?

販売開始から時間が経過している場合は、現在の市場状況を踏まえて査定を見直した方がよい場合があります。

周辺で新しい成約事例が出ている、競合物件が増減した、建物の状態が変化したなどにより、当初の査定と現在の売却可能価格が異なることがあります。

ただし、査定額が高い会社へ変更すれば高く売れるとは限りません。現在の市場で想定される成約価格と、その根拠を確認することが重要です。

不動産会社を変えれば、同じ価格でも売れますか?

写真、広告、説明、購入希望者への紹介方法が変わることで、同じ価格でも反応が変わる場合はあります。

一方、近隣の相場や物件状態に対して価格が明らかに高い場合は、不動産会社を変えるだけでは売却が難しいことがあります。

最初から値下げありきで考える必要はありませんが、広告改善で対応できる問題と、価格変更が必要な問題を分けて判断します。

販売方法をどのように見直しますか?
  • 外観・室内写真を撮り直す。
  • 間取り図や土地図面を見やすくする。
  • 駐車場、道路、庭、周辺環境を詳しく紹介する。
  • 修繕履歴や設備状況を整理する。
  • 物件の長所だけでなく注意点も具体的に説明する。
  • 一般住宅、投資用、事業用など対象者を見直す。
  • レインズや不動産情報サイトへの掲載内容を確認する。
  • 他の不動産会社からの案内依頼へ対応する。
  • 内覧可能な曜日や時間を広げる。
  • 価格を見直す時期と判断基準を決める。
物件の状況別・見直しのポイント
物件の状況 主な見直し内容
築年数が古い住宅 住宅、リフォーム素材、古家付き土地など複数の見せ方を検討します。
雨漏り等がある住宅 不具合を明確にし、現状売却、修理後売却、買取を比較します。
家財が残る空き家 先に全処分せず、現状引渡しが可能か確認します。
境界が不明な土地 測量の必要性、費用、実施時期を整理します。
広い土地 一括売却、分割、事業用などの利用方法を比較します。
賃貸中の物件 現況賃料、空室、利回り、修繕費等を正確に整理します。
すぐに値下げした方がよいですか?

他社で売れなかったからといって、直ちに大幅な値下げが必要とは限りません。

広告の公開範囲が狭かった、写真が少なかった、内覧しにくかったなど、価格以外の問題で売れていない可能性もあります。

まず販売状況を確認し、広告や条件を改善したうえで、市場の反応を見ます。それでも反応が乏しく、競合物件より割高である場合は、売却期限と手取り額を踏まえて価格を見直します。

仲介で売れなかった場合は買取も検討できます

売却期限が決まっている場合や、長期間の広告・内覧を続けたくない場合は、不動産会社等による買取も選択肢です。

買取は一般の購入希望者を探す期間が不要で、価格と条件に合意できれば、売却時期を決めやすくなります。

ただし、買取価格は仲介による想定成約価格より低くなる傾向があります。仲介を継続する場合の想定価格、売却費用、販売期間と、買取の手取り額を比較して判断します。

不動産会社を変更する場合の一般的な流れ
1.現在の媒介契約を確認する
契約の種類、有効期限、更新、解除条件を確認します。
2.これまでの販売活動を整理する
価格、広告、問い合わせ、内覧、購入申込みを確認します。
3.現在の価格を再査定する
成約事例、競合物件、物件状態を改めて確認します。
4.新しい販売計画を決める
価格、広告、購入対象者、見直し時期を決めます。
5.媒介契約終了後に販売を開始する
二重契約にならないよう確認し、新たな売却活動を始めます。
不動産会社を変更するメリット・注意点
メリット
  • 別の視点で価格を査定できます。
  • 写真や広告内容を変更できます。
  • 新しい購入希望者へ紹介できます。
  • 販売対象や売却方法を変更できます。
  • 報告や連絡方法を見直せます。
注意点
  • 会社変更だけで必ず売れるとは限りません。
  • 媒介契約期間中は契約内容の確認が必要です。
  • 価格が高すぎる場合は見直しが必要です。
  • 広告を一から作り直す期間が必要です。
  • 前の販売履歴も購入希望者に確認される場合があります。
不動産会社の変更でよくある失敗例
媒介契約期間中に別の会社へ依頼した

契約内容に反し、費用や違約金をめぐる問題が生じる可能性があります。

前の会社だけが悪いと決めつけた

価格や物件条件に原因がある場合、会社を変えても同じ状況が続くことがあります。

最も高い再査定額の会社を選んだ

高額査定の根拠が乏しく、再び長期間売れない場合があります。

前回と同じ価格・写真・説明で再掲載した

販売上の問題が改善されず、購入希望者の反応も変わらない可能性があります。

問い合わせがなかった理由を確認しなかった

価格、広告、物件状態のどこを直すべきか判断できません。

売却期限を伝えずに再募集した

販売計画や価格見直しの時期が曖昧になり、再び長期化する場合があります。

実務上の注意点
レインズの登録内容と取引状況を確認します

専任媒介契約または専属専任媒介契約を締結した場合、売主様は登録証明書に記載されたIDとパスワードを使い、レインズへの登録内容や取引状況を確認できます。価格、面積、取引状況などが正しく登録されているか確認しましょう。

販売履歴を隠して再募集しないようにします

長期間販売されていた物件は、購入希望者や他の不動産会社が過去の掲載を把握している場合があります。販売履歴を隠すのではなく、価格や条件を見直した理由、新たに整理した情報を分かりやすく伝えることが重要です。

再売却を始める前のチェックリスト
  • □ 現在の媒介契約書を確認した。
  • □ 媒介契約の有効期限を確認した。
  • □ これまでの売出価格を整理した。
  • □ 問い合わせ件数を確認した。
  • □ 内覧件数を確認した。
  • □ 購入を見送られた理由を確認した。
  • □ レインズの登録内容を確認した。
  • □ 広告写真と説明文を確認した。
  • □ 競合物件と成約事例を確認した。
  • □ 境界、建物、家財等の問題を整理した。
  • □ 新しい売出価格の根拠を確認した。
  • □ 売却期限を決めた。
  • □ 価格を見直す時期を決めた。
  • □ 必要に応じて買取価格も比較した。
拓新リアルティ不動産からの地域・実務アドバイス

都城市・三股町では、同じ地域内でも、学校区、前面道路、駐車台数、上下水道、浄化槽、土地の形状などによって売れやすさが異なります。

市街地の住宅と、郊外の築年数が古い住宅、広い土地、相続した空き家では、購入を検討する方も販売方法も異なります。

長期間売れていない古い住宅でも、住宅としてだけでなく、リフォーム用、賃貸用、事業用、古家付き土地として見せ方を変えることで、購入対象者が広がる場合があります。

また、家財道具が残っている、雨漏りがある、境界が分からないといった物件でも、問題点と費用負担を整理すれば、購入を検討できる方が見つかる可能性があります。

拓新リアルティ不動産では、前の不動産会社を否定するのではなく、これまでの販売記録を確認し、価格、広告、物件条件、市場環境のどこを見直すべきかを整理します。

売却期限がある場合は、仲介を続ける期間、価格を見直す時期、買取へ切り替える時期まで含めた販売計画をご提案します。

まとめ
  • 他社で売れなかった物件でも相談できます。
  • 売れない原因は価格だけとは限りません。
  • 広告、写真、内覧条件、物件情報も確認します。
  • 問い合わせや内覧の履歴から原因を分析します。
  • 現在の市場に合わせて再査定します。
  • 同じ価格でも販売方法の改善で反応が変わる場合があります。
  • 相場より高い場合は価格の見直しも必要です。
  • 専任・専属専任媒介の期間中は他社へ重ねて依頼できません。
  • 現在の媒介契約書と有効期限を確認します。
  • レインズの登録内容や取引状況を確認できます。
  • 物件の見せ方や購入対象者を変更する方法があります。
  • 売却期限がある場合は買取も比較します。
  • 会社を変更するだけでなく、前回との違いを明確にすることが重要です。
他社で売れなかった物件もご相談ください

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これまでの販売状況を確認し、価格・広告・条件を改めて整理します。

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