売却コラム第25回 不動産売却のときの損益通算によって節税も

2024年05月09日

 

不動産売却は常に利益がでるわけではありません。市場の動向などによっては、購入にかかった費用より売却益のほうが少なくなってしまう可能性も十分あります。しかしこのような状況も節税に活かすことはできます。

 

不動産売却をはじめ、不動産に関係する取引などで赤字が発生してしまった時は、損益通算することにより給与所得など他の所得と合算することができるのです。たとえば給与所得が500万円ある時、不動産売却で100万円の損失をだしたとします。この場合、100万円の損失分を給与所得の500万円と損益通算することで、その年の収入を400万円とすることができるのです。もしサラリーマンであれば、すでに給与所得の500万円で計算した税額を支払っていますので、税金を余計に払い過ぎていることになります。そこで確定申告をすることにより、払い過ぎていた所得税の還付を受けることができるのです。

 

確定申告は毎年2月中旬から3月中旬にかけて行います。確定申告書は税務署で交付してもらえるほか、国税庁のホームページからダウンロードすることも可能です。この国税庁のホームページには確定申告書の作成コーナーもあり、指示に従って必要事項を入力すれば簡単に申告書を作成することができますので、確定申告の経験がないサラリーマンの人には非常に便利です。

 

また確定申告には申告書だけでなく関連する書類の提出も必要です。サラリーマンであれば源泉徴収票を提出しなければいけませんし、不動産売却にかかる関連書類、たとえば売買契約書なども必要です。必要書類のことなど詳細を知りたい場合は、税務署に問い合わせて相談することもできますので、積極的に利用するといいでしょう。なお確定申告については税務署まで赴いて手続きをする人も多いのですが、申告書を作成して郵送することも可能です。さらに最近はインターネットから申告する方法もありますので、自分のライフスタイルに合った方法を選ぶといいでしょう。

 

 

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