売却コラム第１３回　　「希望額で」「スピーディに」売却したい！失敗しない不動産会社選び、4つのポイント｜都城市不動産売却査定サービスのスタッフブログ

 

大切な財産である不動産を売却するとき、「できるだけ高く売りたい」ことはもちろんですが、さらに資金繰りのため「できるだ早く売りたい」と希望することも多いでしょう。このような売り主の願いをかなえてくれる、「この会社に頼んでよかった」とあとから思えるような不動産業者を選びたいものです。

 

▼「いくらで売れるか」「いつまでに売れるか」は、担当者次第！

 

ご存じのように、不動産には「定価」というものがなく、売り手と買い手の間で価格が決まります。新築で購入したときにお隣と同じ価格だった分譲住宅やマンションも、売却するときに同じ価格で売れるわけではありません。また、持ち家の売却を考えて査定を依頼した場合、去年と今年の査定額は違ってきます。そんなふうに、常に変動する不動産の取引価格を決めているのは不動産仲介業者です。つまり、「いくらで」「いつ」売れるかどうかは、まさに担当者次第なのです。

 

 

▼失敗しない不動産業者選び、4つのポイント

 

「家を売りたい」というときは、まずは複数の不動産業者に査定を依頼し、「査定価格」と「売却までの具体的な流れ」について説明を受けます。小さなことでも疑問点があれば率直に質問しましょう。よく話をきいたうえで、誰に依頼するかを決めます。

 

「できるだけ高く売りたい」とはいうものの、買い手のほうも適正価格での購入を希望していますから、最終的にはそのときの相場価格、適正な価格で売買が成立します。だから、何人かの不動産業者のなかで「とにかく一番高く売ってくれそうな不動産業者」を選ぶ、というのはちょっと違います。このような気持ちでいると最初から不動産会社選びを間違える可能性がありますからご注意ください。

 

大切なことは、「適正価格より安く売却することになってしまった」「半年以上売れなかった」といったように、希望から外れた結果を招いてしまうような不動産業者を選ばないことです。

 

ではそのためにはどうしたらいいのでしょうか。大切なポイントを４つ、ご紹介します。

 

１）地域での実績がある会社を選ぶ

大手不動産会社でも、長い歴史がある会社でも、売りたい家の地域に関する実績がない場合もあります。

「売り物件の地域での実績があるか」

「その地域の買い手情報をたくさん持っているか」

ということは大切なポイントです。宮崎県や都城市の場合、大手不動産会社というのは比較的少なく、多数の中小不動産業者がそれぞれ得意な地域での実績をあげています。

 

２）話の内容が具体的でわかりやすい人を選ぶ

「いくらで売れる見込みがあるか」

「物件の広告はどのようにするか」

「どのくらいの期間で売れそうか」

などについて、明快にわかりやすく話してくれて、「この人の話はとても納得できた」という不動産業者を選びましょう。「話が難しい」「説明がわかりにくい」「話があいまい」というのはあまりおすすめできません。

 

３）「いい話」ばかりする不動産業者には要注意

ここが一番難しいところです。上で、「わかりやすい説明をしてくれること」をポイントとしてあげましたが、それは必ずしも「いい話」ではないということもふまえておくことが大切です。

「希望額700万円？ハイハイ大丈夫です！すぐに売れますよ」

「他社が700万円のところ、わが社なら750万円です」

のような、売主を喜ばせる、「うますぎる話」には注意が必要です。このようなときは、「なぜそうなのか」の根拠や売買のプランについてよく話をきいてみましょう。「査定価格が突出して高い」という場合も要注意です。

 

４）ネットの口コミや人の紹介に頼らず自分で判断する

知人が世話になってよかったからと勧められるようなことも、よくあります。しかし最初に述べたように、不動産業者は得意とする地域がそれぞれ違います。「強く勧められて断り切れず…」というように気が進まないのに依頼するようなことは避けましょう。もちろん、信頼できる人からの紹介は安心材料だし、ネットの口コミも参考になりますが、最後は自分で判断することが大切です。

 

不動産の売却を依頼する不動産業者選びは本当に難しい選択です。後悔しない取引ができるよう、疑問点があったら率直に質問して、納得がいくまでじっくりと検討して選びましょう。

 

 

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