売却コラム第30回 なかなか売れないのはなぜ?どうすればいいか?

2025年02月13日

 

一戸建てやマンションを売りに出しているけど、なかなか売れない。

 

そんな悩みをお持ちの方、不動産が思うように売却できないのには理由があります。

 

ここでは、売却できない理由をひも解いていきましょう。

 

不動産を売却できない理由は、大きく3つに分類されます。

 

1.売却価格に原因がある

2.物件に原因がある

3.不動産業者に原因がある

 

もちろん、その物件を欲しい人がいないという理由もゼロではありませんが、まったく購入ニーズがない不動産はあまり考えられません。何かしらのニーズはあります。

しかし、売れない物件をそのまま放置しても売れるはずはありません。

売れない原因を分析して、売れるための対策をとれば、売れる確率を上げていくことができるのです。

 

 1.売却価格に原因がある場合

 

実は、物件が売れない理由でも特に多いのが、売却価格=売り出している価格が適正ではないことです。

売り出し価格の不適正の理由は、元々の価格設定が高いケースか、売り出し中に相場が変わってしまったケースがあります。

 

価格設定については、売り手としてはどうしても高く売りたいと考えてしまいます。また、媒介契約を取りたい不動産業者側も売り手の希望額に合わせた査定額を高く設定することもあります。

また、販売期間が長くなるほど不動産の売買相場は変動します。建物も少しずつ古くなります。

市場価格に合った売り出し価格にすることと、相場に合わせた価格設定は、販売の大事な要因です。

 

対策は、相場に合わせて価格を下げること。

ただし、むやみに価格を下げてはダメです。価格を下げるにも効果的な下げ方があります。

 

当初4000万円で売りに出したとします。

それでは売れず、最終は3700万円で売れたと仮定して、値下げのパターンを例にしてみましょう。

 

まず、小刻みな値下げです。4000万円を3950万円に下げ、翌週に3900万円。更に小刻み下げていって、最終3700万円。

この「小刻みな値下げ」は効果が出にくいです。価格を下げることで物件情報は新しくなりますが、何度も下げていると足元を見られ、「もう少し待てばもっと下がるのでは?」といった売り手にとってマイナスの期待を持たれる可能性があります。

 

もし価格を下げるのであれば、思い切った値下げにインパクトがあると思います。

上記の例で言えば、4000万円を3800万円にしただけでも結構なインパクトです。

 

もちろん、あくまで想定のことであって、実際の売却は結果次第ですが、値下げの方法は不動産業者としっかり相談してくださいね。

 

 2.物件に原因がある場合

 

オープンハウスの来場者数はそれなにに来るのに、物件が売れない。

その場合は、物件本体か周辺の環境に問題があると考えられます。

 

さすがに周辺を変えることはできませんが、もし物件にマイナスイメージを持たれてします原因があれば、それを修正しましょう。

例えば、客観的に見てとても汚れている、暗い印象を受ける、室内の汚れがある、などがあれば、「買う気」を減退させてしまいます。

 

対策としては、リフォームやハウスクリーニングをすることで、物件の印象をアップさせることです。

 

 3.不動産業者に原因がある場合

 

物件を売るための努力を不動産業者が怠っていれば、中々売却はできません。

 

ちゃんと広告を出しているか、出していても掲載されている情報やアピールの仕方に問題が無いか、積極的な販売活動をしているか、その辺をきちんとチェックした方がいいです。

 

不動産業者の広告やホームページを確認するだけでも、結構その業者の「やる気」は見えてきます。

任せたまま、ほったらかしではダメです。

 

対策ですが、不動産業者にはっぱをかけてやる気を出させるか、業者を変えることです。

意外と業者を変えることで、直ぐに物件が売れる、なんてこともありますよ。

 

 

 ◆売れないとこんなデメリットが。

 

納得できる価格で売却できるまでじっくり待つことはいいのですが、もしあまりに長期化するとデメリットが出てきます。

不動産を買いたい人は、マメに物件情報を見ています。当然、あなたが売りに出している物件の情報も目にしていることになります。

同じ物件が長期間売りに出されていて、売れていないという事実。

正直、マイナスにしかなりません。

長い間売れない物件は、何か問題があるか、買い手が敬遠している物件であると思われます。そんなマイナスイメージがついた物件は正直売れにくくなるのです。

 

対策は、一旦販売活動を停止すること。

 

販売を停止し、間を開けて再度売りに出せば、売り出し情報の鮮度が元に戻ります。

その際に価格も見直せば、売れる確率が上がる可能性は十分にあります。

 

 

都城市・三股町のいえ・土地の売却に関するご相談がございましたらお気軽にお問合せ下さい。

個別相談・査定のご予約はこちら ⇒ フォームはこちら

予約受付 : 0986-36-6066

いえ・土地の売買専門店 拓新リアルティ お気軽にお問合せ下さい。

 


都城市不動産売却査定サービス
宮崎県都城市前田町7街区22号
0986-36-6066 / 0986-36-6882
営業時間:9:00~19:00
定休日: 年中無休