売却コラム第1回 不動産の査定「3つの価格」と売却の「スケジュール」

2024年01月02日

 

 

 

不動産をスムーズに、そして少しでも高く売るには戦略が必要です。 

戦略なしで不動産売却をすることは、ただの特攻玉砕作戦と言ってもいいでしょう。

もちろん損をするのは売却するご本人ですが、不動産のプロとしてきちんとした戦略をご理解いただいて、売り手にも買い手にも納得の売却を成功させるのが、私たちプロの仕事だと考えています。

 

販売戦略にはさまざまなパターンやノウハウがありますが、ここでは「3つの価格」と「スケジュール」についてご説明します。

 

まず、3つの価格です。不動産の売却には価格が3つあると言われています。

1つ目の価格は、売ることができる価格です。ここまで値下げすればすぐに買い手がつく価格で、これ以上下げることはできない価格でもあります。これ以上値下げすると住宅ローンを完済できない、などを基準にします。

2つ目の価格は、売れる価格、つまり不動産会社の査定額です。査定額は不動産会社が3ケ月で成約できるだろうという見込みの金額として出しています。

3つ目は売りたい価格です。これは売り手の希望額です。不動産には定価がないので、まずはご自身の希望額を決めます。

この3つの価格は、売りたい価格>売ることができる価格>売れる価格、の順になることが多いです。

この3つの価格に対し、売り手の事情を加味して売り出し価格を決めていきます。

早急に売りたい場合は、「売れる価格」を基準にして販売を始めると早く買い手が見つかる可能性が上がりますので、効果的です。

売却を急がない場合は「売りたい価格」から始めて、じっくりと買い手が見つかるのを待つことができます。

 

多くの方は、高く早く売れて欲しいという思いがあります。早く売れても安いのではダメ。高く売れたとしても、何年もかかるのはイヤ。

そこでスケジュール戦略が重要となります。

つまり、「売りたい価格」から「売れる価格」まで、どのようなスケジュールで進めていくか。そこを仲介の不動産会社の担当者としっかり相談しておくことです。

物件を、いくらで売り出し、買い手が見つからない場合はいつ頃にいくらに下げる。そのようなことを決めておきます。そうすることで、いつ頃、いくらで売れる可能性があるのか、そこを両者で合意して進めることができるのです。

売りたい価格から売れる価格までのスケジュールを決めておく。この戦略で大事なのはあなたと不動産会社の担当者の信頼関係です。私たちも、お客様とそんな信頼関係を作れるように心がけています。

 

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